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2009年05月07日

カシオペアの丘で 重松 清, 大久保 伸子

昔、悲しいことが起こった街

北国の小さな小さな街

そこで4人の少年少女は満天の星を見ながら、その丘に遊園地を作る約束をした

丘には名前をつけた

カシオペアの丘

4人は昔起こった悲しい事件も、これから起こる辛い事件もまだ知らなかった

4人が大人になった頃カシオペアの丘は小さな遊園地になった。

その遊園地で幸せそうに笑った家族に突然起こった不運

それが4人を再度結びつけた


そんな感じのイントロでこの話ははじまります。
悲しく重い話だった。

末期の肺癌で余命が半年と宣告された39歳の俊介をはじめ、痛みを持ったたくさんの人が出てくる。

ところどころ泣きました。

この本は

痛みの話でした。

回復の話でした。

生きている人の話でした。

死んだ人の話でした。

生きていく人の話でした。

死んでいく人の話でした。

許す話でした。

許される話でした。

死とは何か、人を殺すとは何か、生きるということは何か、許されるということは何か、許すということは何か

もし知りたい人には何かヒントをくれるかもしれません。












カシオペアの丘で(上)
カシオペアの丘で(下)

posted by クロルデン at 22:07 | TrackBack(0) | 重松清 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月29日

その日のまえに 重松 清

基本的に、人が死ぬ話を読むのは
読む前から狙ってるような気がしてしまって
っていうか作品自体が狙ってるような気がしてしまって

好きじゃないはずなんですけど


そんな気持ちとは裏腹に、すごい読みたくなるし
泣く準備も整えてから読み始めてしまいます。

泣くために読んでるとしか思えません。


ガンがテーマの短編集。


みんな死ぬ日に向かって生きていきます。
家族だって本人だって

準備をしながら
ゆっくりと

その日を待つのです。

余命宣告をされた人と家族にだけ与えられる特権を使って

人生を振り返り
死後の生活を託して、または託されて
死とは何だろうと考えながら


その日を待つのです。


余談なんですけど
映画化にあたって、主演はナンチャンと永作博美さんです。
…なんでナンチャンなのかがわからないけど、ちょっといいかもと思っちゃったりもします。


その日のまえに (文春文庫)

ラベル:重松 清
posted by クロルデン at 13:56 | TrackBack(0) | 重松清 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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