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2009年10月13日

どちらかが彼女を殺した 東野 圭吾

加賀恭一朗シリーズ

容疑者は二人だけ。
自殺に偽装された殺人事件。
題名通り、どちらかが殺した。真犯人当てではなく、真犯人だと証明出来るか?読者が…

以前に読んだ「私が彼を殺した」の前に書かれた、「フー・ダニット」を究極まで煮詰めた作品。

「私が〜」はノベルズ版で読んで、そこには解決編が全く無かった。
文庫版は「袋綴じ」で、解説−推理の手引きーがあり、読者は自分の推理の答え合わせが出来るようです。

この作品は、かなり集中して読んだので、真相には辿り付けたけれど…
疲れますね、この手の作品は。
読むだけで疲れるのだから、作者は苦労は並大抵のものではないでしょう、きっと。


どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

タグ:東野 圭吾
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2009年07月22日

時生 東野 圭吾

病院のベッドで意識のないまま眠っているのは
宮本拓実、麗子の息子「時生」だ。

もう一度、
もう一度だけでいいから意識をとりもどしてくれ。
最後に話をしてやりたい、そう祈りながら
宮本夫妻は待合室の椅子に座っている。

今までの闘病生活を思い出しながら
ふと夫の拓実が不思議な事を言い出す。

「ずっと昔、俺はあいつにあっているんだ」

それは20年前、まだ時生が生まれていない時。
しかし拓実は冗談を言っている様ではなくいたって真面目だ。

そして拓実は時生と出会っているという20年前の話を麗子に話していく。

20年前にタイムスリップした時生は
拓実”達”に何をしてくれたのか。


死を目の前にした様々な人達の心と目に見えぬ未来について書かれている。






感想は全体的には文章は軽め。重い感じはしない
500ページの長文だが途中は少し要らないシーンもあったように思える。


感情移入しないと微妙な小説かもと思ってしまうが
最後の一行を読んだ時は鳥肌が立った。
さすが東野圭吾、決めるところは決めてくる。


「あんたはなんだ。文句ばかりいって、自分で何かを勝ち取ろうともしない。あんたが未来を感じられないのは誰のせいでもない。あんたのせいだ。あんたが馬鹿だからだ。」


時生 (講談社文庫)

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2009年05月19日

パラドックス13 東野 圭吾

東野圭吾の最新刊「パラドックス13」という小説が発売された。

東野作品はほぼ読んでるけど、「パラドックス13」は、これまでの東野作品とはかなり異なる作風という印象。
ジャンルで言えば、SFになるのかなぁ。パニックものというか。
「こういうのは苦手」という人にもおすすめしたい。
実は僕もSFは苦手なんですが、この作品はすごく読みやすかったです。
全474ページと分厚いですが、2晩で読んでしまいました。
おかげで寝不足。
ひさびさに読書で眠れない夜を過ごしました。

特殊な状況が描かれていますが、人間ドラマとしても秀逸です。
登場人物ひとりひとりに血が通っているかのようでした。

今までの東野圭吾とは違い今回はSFパニックものでした。
こういう物理的な話は好きですがなんかありきたりですね。

と言ってもやっぱり東野圭吾ですね。
厚いですが3時間で読んじゃいました。

倫理観について考えさせられる、そんな作品だと思います。

「天は自ら助くる者を助く」
この一言が響きます。

まぁ最後はしっかりいつものような終わり方でしたし笑


でもやっぱりいつもの東野圭吾のミステリーが読みたいですね。

13時13分からの13秒間、地球は“P-13現象”に襲われる。

この作品は、
・地球温暖化などの環境問題
・食料自給率の低さ
・文明社会以前の生活に対する知識の欠如
などの現代社会での問題点を鋭く描いていると思いました。

『何が起きようとも諦めずに“生きる”ことは大切だ』という熱いメッセージを投げかけている印象を受けました


パラドックス13




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2009年03月17日

天使の耳 東野 圭吾

交通警察を舞台とした短編集です。
交通警察というだけあって、事件は基本的に交通事故。
自分の身近に存在する出来事だけに、余計にハマるかも。

交通事故そのものよりも・・
事故を起こした人間
とんでもない方法で解決しようとする人間
事故のせいで精神的にやられてしまった人間
それぞれの取った行動の恐ろしさにぞっとします。

ちょっとした煽り運転が、思わぬ方向へと転がりだす『危険な若葉』
路上駐車していた車に当て逃げされたことからはじまる『通りゃんせ』
走行中の車から投げ捨てられた空き缶から始まる『捨てないで』
この3作のような、事故といっても誰も注目しないような些細なものからはじまる作品が個人的にはお気に入り。

ちょっとした出来事をここまで広げて物語として組みたてる技術に脱帽。

この作品で、もう1つ特徴を挙げるとすれば・・
かなりブラックな物語が多い。ということかな。。
とにかく、終わり方の後味が悪い。
謎は解明され、どんでん返しも決まるのだが、そこでの終わり方は実に嫌な余韻を残す。

短編と侮る事勿れ。


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2008年10月28日

宿命 東野 圭吾

ぶはぁ〜。たった今読み終わりました☆
さすが東野圭吾さん。引き込まれますね〜!

ネタバレで申し訳ないけど。早苗さんが母親で、勇作と晃彦が双子なのは始めのうちで勘づくし、結局その通りだったのが少し残念↓

でも絡み合う人間模様がたまりませんでした☆

あと一つ、言うならばもう一人、美佐子以外にヒロインが欲しかった・・・
だって、「完敗」のまま終わらせちゃうなんて
勇作かわいそうじゃん涙)


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さいえんす? 東野 圭吾

「白夜行」や「変身」など、多数の著作
をもつ、東野圭吾のエッセイ。

彼は理系出身の作家なのは結構知られている
と思うが、理系の人なら「当たり前」の
コメントが、実は一般人(文系の人)には
当たり前じゃあない!、ということを
再確認できる一品。

理系の人間は、みんなに分かってもらえる
ように努力をすべきなのか???
もっと物のしくみに関心を持たないと、
いけないんじゃあないの、文系の人々。

技術立国じゃなかったっけ?日本って。
と、考えさせられます。
東野氏には、小説の中でもっともっと
理系の地位向上のために、実情を赤裸々に
書いてもらいたい、と思いました。




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11文字の殺人 東野 圭吾

あたしの恋人・川津雅之が殺された。
最近、川津は“狙われている”と怯えていた。
そして、川津が大切に持っていた資料が何者かに盗まれた。
女流推理作家のあたしと担当編集者の萩尾冬子は真相を探るが…
スポーツセンターを通して知り合った川津の関係者が次々と殺されていった!
1年前、スポーツセンター主催のクルージングで起きたある出来事に連続殺人の秘密が隠されているらしい。
事件の周辺を洗うあたしを襲う黒い影!
そして、あたしを待ちかまえていた戦慄の事件!
11文字に秘められた真実とは?
アッと驚く結末!
推理界期待の才能が新感覚で書き下ろした、
謎とサスペンス溢れる衝撃の長編推理渾身問題作!


アッと驚く結末!・・・・はなかったけど。。
普通にサラッと読める1冊。

でも、、本当に東野圭吾さんの作品??って感じで、、、
なんだか、物足りなかったデス。





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2008年10月27日

仮面山荘殺人事件 東野 圭吾

最後に凄いドンデン返しがあると聞いて購入。
確かに、あった。
しかし何だろうか。後味はあまり良くない。
盲点をつかれて、普段なら
『やられたー悔しいぃー』
となるのに今回はそうならない。
話の中の真実が美しくないからかな。

だから、真実を知った後も『なんかなぁ〜』といった感じが残る。
知らずに僕は美しい物語を求めていたようだ。
確かに文体が美しい村上春樹や世界観が美しい恩田陸には惹かれるし。

でも!!
見事なトリックで読者を騙してくれるのはほぼ確実です。
ここまで予想できる奴がいたら本当に凄いと思う。
しかし叙述トリックは卑怯である(笑)



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使命と魂のリミット 東野 圭吾

『人は皆、生まれながらにして使命を与えられている』という。

使命とは命を使うと書く。

生まれたときから死を約束されてるということか。

安全より利益を大切にする社長のリミットは魂ではなく単なる生命だ。

この本のタイトルは使命と生命でなく魂のリミットである。

魂のリミットとは穣冶おまえの良心の事だ。

その魂をギリギリで救ったのは白衣をまとった天使の春菜なのか天国にいる天使の望なのか。

いずれにせよ穣冶には復讐ではなく本当の使命が与えられるだろう。

使命といえばこの時期、安倍総理のことが思い出されてしまう。

彼のいう使命とは何だったのだろうか。

社保庁の役人は使命という言葉を知ってるのだろうか。

使命という事で間違いないのは東野圭吾という人の使命が小説を書くという事だけである。


使命と魂のリミット

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ガリレオの苦悩 東野 圭吾

ガリレオシリーズ2冊同時刊行、「聖女の救済」に続き読みました。

こちらの作品も、科学的な話だけでなく人の心理に触れる内容が多くなっています。

帯にも書いてあるのですが、以下に印象的な湯川先生の台詞をあげます。
「人の心も科学です」
「人間が生み出した謎を解くには、人間のことを知っておく必要がある」

ドラマの影響もあるのかもしれませんが、湯川先生は原作の初期の頃よりも優しくなったなぁと思いました。


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聖女の救済 東野 圭吾

「これは完全犯罪だ」 男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。湯川が推理した真相は…虚数解。「ガリレオ」情念の長篇。

来ました新作!!

内海薫がいきなり登場してたけどドラマと違い結構有能!
相変わらずトリック・動機がすごい!

まぁ容疑者のと違ってまだ完全犯罪ってほどじゃない気がしたよ。
最初からラストの物的証拠調べてれば即終わってたじゃんって思ったし。
カンケーないのは調べないわけでもないだろー

それでも犯行トリックは凄いな
特にタイトルの意味がわかったときは....
タイトルが深すぎる

しかも最初と最後に文章持ってきやがって
そのとき心理描写の意味がまったく変わってくるじゃねーか....

救済のしゅ〜りょ〜


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2008年10月02日

容疑者Xの献身 東野 圭吾

ガリレオシリーズの長編。

犯人vs,博士です。

湯川博士の人間性がよく出てます。
短編では描かれない、犯人の思惑とか
深層心理が
脆くて、危うくて面白かった。
そして、これだけのボリュームながら
飽きずに最後まで読めました。

読者でも途中からトリックに気づけます。
そういうとこ上手だなぁ〜。




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2008年09月08日

夜明けの街で 東野 圭吾

夜明けの街で
不倫とミステリーを絡めて綴った作品。

「不倫なんてする奴は馬鹿だ。」で始まるのだが、
その不倫にはまっていく主人公。

主人公の勤める会社に派遣社員としてやってきた秋葉。
ひょんな事から、秋葉と深い関係になり、どんどんのめりこんでいく。

ところが、秋葉の周囲では、時効目前の殺人事件が起こっていた。
その時効が成立するまで、秋葉は何も話せないという。

ミステリアスな内容と共に不倫する男の心情がリアルに描かれています。

伏線はいっぱいあるものの、ラストシーンがどうなるか
想像できない、はらはら感はある。

きっと最後はどんでん返しなんだろうなと思いつつも、
想像を越える事実に驚きます。

ラストシーンへの導き方に多少の強引さは、感じてしまいましたが。

でもやっぱ東野ワールドへの引き込み方は凄いです。
ノンストップで最後まで読みきりました。


夜明けの街で

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ダイイング・アイ 東野 圭吾

バーテンの雨村慎介は、一年前に死亡事故を起こした。不思議なことに事故の情況をまったく思い出せなくなっている。そんな重大なことを忘れるなどということが、あるだろうか。あの雨の夜に何があったというのか・・・。

『むかし僕が死んだ家』と同様に「失われた記憶探し」の要素を持つが、作品の雰囲気はまるで違う。本作の主人公はうらぶれた狡猾な男だし、癖のある多彩な人物が続々と登場し、謎に満ちた迷宮のごとき世界が展開する。一部、私の好きな江戸川乱歩テイストも混じってます。

散りばめられた大小様々の謎が一気に解き明かされ、衝撃のラストシーンに向かって収斂していく。読後感が、不思議に切ない。

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2008年06月12日

流星の絆 東野 圭吾

 東野圭吾の最新作らしいんですけどね。彼の作品の中では最速で売れているようです。
 でまあ、それも頷けるようないい作品でした。
−−−−−−
 物語の主人公は長男・功一、次男・泰輔、末娘(?)静奈の3きょうだい。彼らは流星を見に行くため夜中に両親の目を盗んで家を抜け出すのですが、その間に何と両親が殺されてしまいます。突然身寄りのなくなった3人は、たくましく生きる術を見つけながら復讐の機会をうかがうのでした。
 そして3人が大人になったある日、仇と思われる人物にひょんなことから遭遇するのですが、彼に復讐しようと2人の兄が勢いづくとき、静奈の様子がおかしい。彼女は何と、仇の息子に恋心を抱いていたのでした…。
−−−−−−
 しかし相変わらずこの人は、その先を読みたくなるような設定をつくるのがうまい。
それでどうなるの?
真相は何だったの?
2人の恋はどうなるの?
…などのいろいろなことが気になって、ページをめくる手が止まらない。結末は賛否両論あるかもしれないけど、僕はどんでん返しも含めてとても好きな終わり方だと思います。みんないい人。救いが持てる。
 それとやっぱり兄弟は必要だよね。
 子供は最低2人、できれば3人は欲しいという持論をあらためて強固にした次第でした。

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さまよう刃 東野 圭吾

一人娘が未成年の少年グループによって蹂躙された挙句、遺棄されてしまう。
犯人を知った父親は娘の復讐に乗り出していく。
そして犯人と復讐に走る父親を警察が追う・・・。

「やはり」、そして「さすが」東野作品だな、という感じ。
読後の後味の悪さというか、言葉には言い表せない感情がこみ上げてきます。

なんていうかリアルなんだよね。加害者の感情も、被害者の感情も、事件を追う警察の感情も。

光市母子殺害事件を思い出しながら読破しました。

結局、法律って何のためにあるんだろう?
被害者のため?加害者の更生のため?

多少ネタバレになりますが、心情的には長峰には復讐を達成してほしかった・・・。
あの終わり方はあまりに救われない・・・。


さまよう刃 (角川文庫)

タグ:東野 圭吾
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