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2008年03月20日

わが友吉行淳之介―その素顔と作品 鈴木 重生

吉行淳之介というと、ダンディさやかっこよさがしばしば持ち上げられるようです。
村松友視の「淳之介流」や、山本容朗の「人間吉行淳之介」、また雑誌に特集される記事などの他の吉行評伝(?)も、主にそういう切口で、吉行淳之介が対人関係でどう振る舞ったかがわかるような気がします。
この本はその傾向とは一線を画し、主に吉行文学の特質に焦点をあてたもの。
意外にそういう文章は少なくて、これを読んで新たな角度から吉行作品を眺めるキッカケができました。

しょっぱなから「砂の上の植物群」の主人公名を間違えてたりしてますが、ま、御愛敬。
地味な文学小論と言う感じで、他の本に比べて評判にはならなかったようですが、新たに色々気付かされる点もたくさんあって、もっと取りあげられてもいい気がします。

タグ:鈴木 重生
posted by クロルデン at 12:09 | TrackBack(0) | 鈴木重生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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