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2009年10月16日

いきなりはじめる仏教生活 釈 徹宗

いきなりはじめる仏教生活

釈 徹宗さんの仏教入門本です。
「仏教的な考え方を身につけると、"こうでなくてはならない"という執着から多少自由になる」ことの例としての、桂ざこば師匠のエピソードが印象的でした.


これ、すごくおもしろい。デカルトとかリオタールも出てくる。まず、社会構造が煽る<自我のバブル>を苦しみの原因としたあとで、仏教の紹介にはいるが、これまた明解、わかりやすい。注もやさしく丁寧で、無知なじぶんでも興味を損なうことなく読めました。

 この世とか、あの世とか、愛とか、宗教とか、そういった「私たちが生きる上で必要な物語」は、ぜーんぶフィクションで、ウソで、共同幻想なんだ、でも、そうであるからこそ、それらを大切にするんだ、という仏教の姿勢に、いちばんシビレた。理屈ぬきでかっこいい。

 そう思ったぼくは、とりあえず、仏教生活をはじめてみようと、阿弥陀如来の像を部屋に置いております。


「自我の肥大に悩む現代人に、仏教の知見を手当たり次第活用して日常を生きる」

いきなりはじめる仏教生活 (木星叢書)


タグ:釈 徹宗
posted by クロルデン at 18:18 | TrackBack(0) | さ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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