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2009年07月22日

時生 東野 圭吾

病院のベッドで意識のないまま眠っているのは
宮本拓実、麗子の息子「時生」だ。

もう一度、
もう一度だけでいいから意識をとりもどしてくれ。
最後に話をしてやりたい、そう祈りながら
宮本夫妻は待合室の椅子に座っている。

今までの闘病生活を思い出しながら
ふと夫の拓実が不思議な事を言い出す。

「ずっと昔、俺はあいつにあっているんだ」

それは20年前、まだ時生が生まれていない時。
しかし拓実は冗談を言っている様ではなくいたって真面目だ。

そして拓実は時生と出会っているという20年前の話を麗子に話していく。

20年前にタイムスリップした時生は
拓実”達”に何をしてくれたのか。


死を目の前にした様々な人達の心と目に見えぬ未来について書かれている。






感想は全体的には文章は軽め。重い感じはしない
500ページの長文だが途中は少し要らないシーンもあったように思える。


感情移入しないと微妙な小説かもと思ってしまうが
最後の一行を読んだ時は鳥肌が立った。
さすが東野圭吾、決めるところは決めてくる。


「あんたはなんだ。文句ばかりいって、自分で何かを勝ち取ろうともしない。あんたが未来を感じられないのは誰のせいでもない。あんたのせいだ。あんたが馬鹿だからだ。」


時生 (講談社文庫)



ラベル:東野 圭吾
posted by クロルデン at 19:50 | TrackBack(1) | 東野圭吾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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夏休み
Excerpt: 夏休みです。って子供たちの話ですが・・。そうは言っても小中生を持つ親は、夏休みを充実して過ごさせてやりたいと思います。と言っても、どこか遠くに行く計画はほとんどありませんが・・。
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Tracked: 2009-07-23 05:42
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