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2009年05月19日

永遠の0 (ゼロ) 百田 尚樹

久しぶりの小説でしたが涙がとまらず字が読めなく、タオルで目を拭いていて痛くなったり、自慢じゃないんですが本を読むのは早いのに8時間かかりました、本当に泣きたい時はお勧めです、読みながら嗚咽しました。


ひと言でいうなら「緻密な作品」。
戦争の話の部分のリアリティは、これまで見聞きしたそんな話よりも鮮烈で真実味があった。
戦史を踏まえたうえで情景、心理描写がなされているから。
ただ、孫たちが活躍する現代の部分は、少し浮いてた。
リアリティに最も欠けるのは、元軍人が理路整然と往時のことを語ってしまう点。
私も経験があるが、若くとも80歳前後の人間は、そんなにスラスラとは話せないぞ。
物語の都合上仕方ないこととはいえ……

せめて10年前にこの作品が世に出ていれば、と思う。

けれども、この作品が完全なるフィクションだったら、凄いことだ。
ドラマや映画化されたらどうなるだろう?という創造も膨らむ。
ちょうど12章構成だし、連ドラにもしやすそう。
このあたりは放送作家ならではかも。


内容は!
日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた…。人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗り―それが祖父だった。「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻を志願したのか?健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた驚愕の事実にたどりつく。はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語。

この人の次回作も早く読みたい。


永遠の0 (ゼロ)







ラベル:百田 尚樹
posted by クロルデン at 02:13 | TrackBack(0) | ま行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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