人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ

2009年04月02日

塗仏の宴―宴の支度 京極 夏彦

うひょ〜!めさめさ面白い!面白かった〜!堪能。

友達に、京極夏彦面白いよといわれ、どれもこれも分厚い本ばかりなので、割かし薄そうな本を選んで読んでみた。(600Pくらいあったけどさ。2段組で)
ところが、続きがあるんだよ〜。知らんかった。
ああ、早く続きが読みたい!わくわくわくわく。

「リング」のエンターテイメント性と漫画「MONSTER」の謎解き&もったいつけ具合、「ぼっけいきょうてい」のおどろおどろ空気感を併せ持ったような小説だった。

時代は昭和27年。大昔でも最近でもない、もう妖怪なんて誰も信じてないけど、暗黒の田舎も迷信も戦争の記憶もあったころ。一つの村の村人がまるまる消えた。大量虐殺なのか・・?その村に隠された秘密とは?

とにかく、妖怪のうんちくがしつこいくらい出てくる。はっきりいってうんちく披露は半分くらいでいいかも・・。そしたら本ももう少し薄くなるのにね。でも、そのうんちくを「ええい、本編となんの関係があるねん!」って我慢して読んでると、あるときぺろりと裏返されるように本編の真相に迫ってたりするんですね〜!うまい!やられました!

特に冒頭のぬっぺっぽう(のっぺらぼう)の話が秀逸でした。(あ、全部つながってるんだけどね。)

そこここで展開される京極ワールドな哲学にもまた心臓をわしづかみにされました。文体も素敵。
しばらくはまります。
文庫版 塗仏の宴―宴の支度 (講談社文庫)




ラベル:京極 夏彦
posted by クロルデン at 23:44 | TrackBack(0) | 京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック
人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。