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2007年04月02日

姑獲鳥の夏 京極 夏彦

姑獲鳥の夏
二十ヶ月もの間身篭ったままな妊婦がいる、という奇怪な噂を耳にした自称・文士の関口巽。

古本屋を営む傍ら、陰陽師の肩書きを持つ男、中禅寺秋彦、すなわち京極堂。

富豪の息子でありながら探偵としてのらりくらりと生活し、人の記憶を「見る」ことのできる変人・榎木津。

叩き上げの軍人から警察官になり、関口の古い知り合いでもある木場修太郎。


崩壊の最中にある久遠寺病院を舞台に、怨み哀しみがうずまく憎悪を呼び覚まし、しきたりの名の下に繰り返されてきた悲劇が京極堂の手によって明かされる−

饒舌かつ論旨明快な語り口。
作者の幅広い見識を伺わせる心理学・民俗学的知識も織り交ぜ、一癖も二癖もある名シリーズが生み出された。

ありふれた妖怪変化絵巻と思ってもらっちゃ困るんだな、これが。





ラベル:京極 夏彦
posted by クロルデン at 23:22 | TrackBack(0) | 京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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