それを眺める読者の視点。
物語を眺めさせられているという視点を常に過剰に意識させられる。
この過剰な誘導が物語に入り込めなくさせているのか、この誘導があるからこそ物語に意味が生まれてくるのか…
姉にコンプレックスを抱く妹が、その姉の友人の男に心を開いていくお話。
そしてそれを眺める「誰か」の視点。
最近たまたま気分で選んだ本が2冊続けて姉へのコンプレックスを持った少女が主人公でびっくり!
なんでだかわからないけど春樹の中ではもしかしたら3位に入るかも、ってくらい気に入った。
だがやはりこの視点の書き方は…腑に落ちないです。
どのような意図なんでしょう。
ラベル:村上 春樹
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